信号待ちしていたら後ろからコツン

アメリカ暮らし

サンフランシスコで一度軽い事故にあったことがあります。

車に乗っていて信号待ちをしていたら、後ろからコツンとぶつけられました。私はちょうどその時、体を前に屈めて何かを手に取ろうと変な格好をしていたので、軽いむち打ち症になってしまいました。助手席にいた夫は何ともありませんでした。私の体は相当ひ弱にできているようです。

警察へ連絡・お互いの自動車保険情報のやり取り・病院へ

後ろの車を運転していたのは高齢のアメリカ人で、すぐに車を降りてお互いに保険会社の連絡先を交換しました。警察にも連絡をしました。

私は首のあたりがジーンと痺れるような感じがしていたので、夫に運転をかわってもらって近くの病院の救急室へ行きました。タイミングの悪いことに、病院の前に車を停めて夫が院内へ受付に行っている間、後ろに駐車しようとした車がまたコツンとぶつけてきたんですよ。なんでこんな時に?と思いました。

病院に入って「ちょっと首のあたりがジーンとしてて・・」と言うと、すぐに車椅子が出てきました。それからレントゲンを撮ること2回。結局検査の結果、むち打ちもひどいものではないので特に治療は必要ないとのことで帰されました。実に病院に入ってから出るまで8時間。帰宅したのは夜中3時過ぎでした。

AIGの日本語サービス

車の修理、治療費等についてのやり取りは、ずっと保険会社を通して行ったのですが・・・

当時私が加入していたのはAIGで、日本語サービスのオプションもつけておりました。事故に遭ったときのやり取りが英語だと大変だろうと思ったからです。

ところが、この日本語サービスが全然使いものになりませんでした。本家本元のAIGとの連携がうまくいってないらしく、連絡しても「それについてはまだ報告を受けておりません」と言われてばかり。それでは話が全然進まない。

結局、日本語サービスを使うのは諦め、AIGと直接電話でやり取りしました。

私のむち打ちですが、病院で大丈夫と言われた割には、後がしばらくつらかったです。まず翌日、首から背中にかけて、まるで金貨がザクザク埋まっているかと思うほどに筋肉がガチガチになりました。かなり痛かったのでしばらく鍼に通いましたが、効果はいまいち。

その後数年間、冬になると背中が痛みました。幸い、今ではもう何ともありません。

車の修理もすぐにしてもらえましたし、医療費の支払いもスムーズでした。日本語サービスは物足りなく感じましたが、AIGの対応は良かったです。やっぱりどの国にいても、保険は大事ですね。

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