“What happened?” vs “What’s up?” 「どうしたの?」

あれこれ

“What happened?” も “What’s up?” も中学の教科書によく登場するフレーズです。どちらも「どうしたの?」という意味で使うことができます。では、どちらも同じように使っていいのでしょうか。

“What happened?”

「何が起きたの?」「どうしたの?」「~はどうなってるの?」と状況を尋ねるときに使います。

たとえば、友人が松葉杖をついていたら

What happened? 「どうしたの?」

What happened to your leg? 「足、どうしたの?」

などと言うことができます。

What happened to the plan to go to Disneyland? 「ディズニーランドに行く計画はどうなってんの?」

なんて言い方もできます。

”What’s up?”

“What’s up?”はかなりカジュアルな表現です。”What happened?”と同じように「どうしたの」と状況を尋ねるときに使えますが、ノリが軽いので、相手が本当に困っているときなどには “What happened?” と尋ねたほうがいいです。また、目上の人には使わないようにしましょう。

また、”What’s up?”は “How are you?” と同じように使うことも多いです。

Hey, what’s up?

Not much. What’s up with you?

という具合に。

“How are you?” と ”What’s up?”の意味は似ていますが、もともと “How are you?” は「調子はどうですか」、”What’s up?” は「何か新しいことはありましたか」という意味なので、”What’s up?”からはちょっと相手と会話を続けたいなというニュアンスも感じられます。

”What’s up?” は、”Hi.” や “Hello.” “Hey.”のように、ただの掛け声としても使われます。この場合は答えるときも “What’s up?” です。

What’s up? 「よ!」

What’s up? 「おー!」

くらいの感じです。この使い方をするのは若い世代だけだと思います。私の経験では、年配の人がこの意味で”What’s up?”と言うのを聞いたことはありません。

“What’s up?” には “What are you up to?” と同じように今やっていることや予定を尋ねる使い方もあります。

What’s up now? 「今なにしてんの?」

I’m doing my homework.

What’s up this weekend? 「今週末の予定は?」

Hmm.. not much. What about you? 「うーん、特に何も。あなたは?」

ついでに言うと、こんなジョークも。

What’s up?

The ceiling. 「天井」

What’s up? を「上にあるのはな~んだ?」という意味にとって the ceiling「天井」 とか the sky「空」 などと答えたりもします。

いろんな使い方のできる “What’s up?” ぜひ使ってみてください。

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