奥武蔵自然遊歩道 (中山西信号~巾着田)2020年9月2日

山へ行こう

埼玉県には、飯能市の天覧山を起点として日高市の高麗峠、巾着田、日和田山、さらに物見山を越えて鎌北湖へと11キロにわたってのびる奥武蔵自然遊歩道というのがあります。

今日はその遊歩道のごく一部、中山西の信号から巾着田までを歩いてきました。

今日は朝から曇り。天気予報によると、雷注意報は出ていたものの夕方まで降水確率は40パーセント程度だったので、何とかなるかなあと気軽な気持ちで出かけました。

中山西(299号線上)にある自然遊歩道の入口のそばにスーパーマーケットがあるので、そこでお昼ご飯とおやつを買って、いざ出発。

よく整備された道で歩きやすかったです。また、髄所に案内板があり、安心感がありました。

しばらく進むとぱっと明るく開けた場所へ出ました。「ほほえみの丘」と名前がついており、ベンチもありました。帰りにここに寄ってゆっくりしようかなと思いつつ先へ。

しばらく行くと、

萩の峰というところに到着。すぐそばに「富士見峠」ともありました。お天気がよければ、富士山が見えるのかな。

もう少し進むと高麗峠。

雑木林、なかなかいい雰囲気だったのですが、いかんせん蚊とブヨが多い。カメラを構えると、途端に手にやぶ蚊がたかるし、目の周りにはブヨがぶんぶん。カメラを構えた瞬間にシャッターを切り、とにかく立ち止まらず、ひたすら進む以外手はありませんでした。車の中に虫よけスプレー、あったのにな。帽子につける虫よけネットもこういうときは役に立ちそう。

それでも整備された雑木林の道は歩いていて気持ちよく、目の周りに次から次へと寄ってくるブヨを払いながら歩くうちに巾着田に到着。

ドレミファ橋を渡ると巾着田です。

トンボ、産卵中😊
ヌマエビの姿も見えます

この時期、週末の巾着田の河原は水遊びやBBQをする人たちで大賑わいですが、真ん中の原っぱの部分はそれほど人も多くなく、広々とのびやかで気持ちいいです。尤も、太陽がじりじり照りつけていたら、暑くてお散歩どころではないかもしれませんが。

そしてこの時期の巾着田といえば、林のなか一面に咲くヒガンバナ。ですが、今年は三密を避けるために花が咲く前に刈り込んでしまったのだそうです。私はこの曼殊沙華公園が真っ赤に染まるのを見たことがないので、来年に期待しようと思います。

ほんの数輪だけ、曼殊沙華が残っていました。

さて、巾着田をゆっくり散策してから往路を戻ったわけですが、歩き出してすぐ、どこかから雷の音が聞こえてきました。天気予報では「曇」だったものの雷注意報も出てたよねぇ、とかなんとか考えながら足早に歩いていると、突然バラバラっと雨音が聞こえてきました。林の中なので雨粒は当たらないのですが、明らかにかなりの雨。慌てて雨合羽の上着を着て、小走りしながら先を急ぎましたが、雨脚は強くなる一方。雷もだんだん近づいてきて、結構ゴロゴロゴロ~と大きく聞こえます。ズボンがびしょ濡れになったので、雨のなかザックをおろして雨具のズボンも身に付け、あとは急ぎに急ぎました。

整備された歩きやすい道・・・だったのが、今ではまるで川のよう。こんなに傾斜があったの?!と思うほど、水が上からどんどん流れてきます。水を避けようと不用意に足を置いた粘土質の斜面がつるっと滑り転倒(危ない!)。それからは水を避けるのは諦めてバシャバシャと水のなかを小走りに下りました。車道へ出たときには全身濡れネズミで情けない気分でしたが、ほっとしました。

いやいや、どこに出かけるのでも、もっと慎重に行動しなくてはいけませんね💦 反省。

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