2019年7月8日
長野県松本市から諏訪湖へ向けて国道20号線を走っていると、「高ボッチ高原こちら」の案内が目に入りました。高ボッチ高原、どんなところだか知らないけれど、ちょっと立ち寄ってみることに。
20号線から狭い道を約9キロ。くねくねと上っていきます。狭いといってもきちんと舗装されているし、髄所に車がすれ違えるようにスペースももうけてあるので、走りやすい道です。
最初にたどり着いたのがこの広~い駐車場。トイレがありました。
トイレの向こう側に、ぐるっと一周できるような遊歩道がありました。なぜか古ぼけたカートがひとつ。
遊歩道まで下りて行ってみると、土の上にたくさん足跡がありました。鹿にしては少し大きいけれど、鹿くらいしか考えらないよね、と思っていたら・・
ここで1年に1回、草競馬が開催されるようです。だから丸い遊歩道(馬の走路)にカートだったんですね。足跡は鹿じゃなくて馬でした。
今年は8月4日(日)の朝8時半からだと案内が出ていました。雨天の場合は中止だそう。
レンゲつつじがちらほら咲いていました。どうやらこの一帯、レンゲツツジで有名なようです。
「見晴らしの丘」からの諏訪湖。雲がかかっていなければ富士山も見えるんですって。夕暮れ時は諏訪湖周辺の夜景と富士山を同時に見ることができて、すばらしいでしょうね。
少し車を進めると、高ボッチ牧場への細い入口があったので入ってみました。
この牧場には、初めて子供を産むホルスタインたちが放牧されているのだそうです。
私が車をとめて牛たちを眺めていると、彼らがだんだんこちらに集まってきました。鼻を突きだして、こちらの匂いを嗅いでいます。結構鼻息が荒くて、フーンと息をするたびに、風が吹いてきます(笑) 鼻がぷよぷよと柔らかそうで可愛かった~。
彼らは、私をさんざん調べ上げると、そのうち一頭二頭と離れていきました。
空ではヒバリが囀っていたので、ズームにして撮ってみました。
一度牧場をあとにして、そのまま車を走らせたのですが、引き返して来たときにもう一度この牧場に寄ってみました。2度目は、牛はこちらを見はするものの、知らん顔して草を食べていました。
ここの牛たち、すごく幸せそうだったので、見ているこちらも幸せな気分になれました。静かで広い牧場にヒバリの囀り。長閑でゆったりとした時間。また機会があれば立ち寄ってみたいです。幸せな牛さんたちに会いに。