冬場でも建物のなかはいつもポカポカ
ボストンは日本に比べると秋の訪れがずっと早いです。そして冬になるとかなり気温が下がります。冬場は毎日昼間でもマイナス5度前後、寒いときにはマイナス10度以下、夜にはもっと気温が下がることもあります。外出するときはしっかりとした防寒対策が必要ですが、建物のなかはどこへ行ってもポカポカと暖かく、日本でするように厚手のセーターなんか着ていたら、室内では暑くて汗をかいてしまうほどです。私は、冬の外出時は室内で調節できるように、薄手のセーターやシャツの上に分厚いダウンコートにマフラー、耳当てにニット帽、そして手袋といういで立ちでした。建物のなかがいつも暖かだったせいか、むしろ日本の冬のほうがずっと寒く感じたほどでした。
建物のなかは乾燥しています
それだけ暖かいということは、ずーっと暖房が使われているわけですから、建物のなかはすごく乾燥しています。
私の住んでいたアパートも全館暖房で、外がどんなに寒くても部屋の中は半袖で過ごせるほどでした。寒いのが苦手な私にとっては嬉しいことだったのですが、ボストンへ引っ越して間もないころ、朝目を覚ますとちょっと大変なことになっていました。
朝起きて鏡の前に立ち、自分の顔を見て私はぎょっとしました。なんと、目の下の皮膚が乾燥でひび割れて血が出ていたんです。ちょっと空気が乾燥してるなぁとは思っていたんですが、まさかそこまでとは・・・! その日慌てて近くの薬局へ駆け込み、加湿器を購入しました。ボストンでは、加湿器は必需品です。
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