映画や日常会話でよく耳にする “Wow!” や “Oh no!” は「間投詞」と呼ばれます。では、「間投詞」とはそもそも何なのでしょう。
間投詞とは?
間投詞は英語の品詞のひとつです。英語には、名詞、動詞、代名詞、形容詞、副詞、接続詞、前置詞、間投詞の8つの品詞があります。
間投詞は多くの場合、喜びや悲しみ、失望や怒りなど、話し手の強い感情をあらわします。そのため、通常エクスクラメーションマーク(感嘆符)と共に使われます。
また、間投詞は会話、SNSでのカジュアルなメッセージのやりとり、フィクション小説等で使われることがほとんどで、公式な文書や学術的な著述において使われることは稀です。
間投詞の位置は?
文のはじめ
間投詞は文のはじめに置かれることが多いですが、文の終わり、時には文の途中に挿入することもあります。
一番多いのが間投詞が最初にくるパターンです。
Oh no, it’s raining again!
「え~っ、また雨が降ってる~!」」
Wow, it looks delicious!
「うわぁ、美味しそう!」
強い感情をあらわすため、文の最後にエクスクラメーションマークが置くことが多いです。
文のおわり
間投詞は文の末尾に置かれることもあります。
You don’t think it’s a good idea, huh?
「キミはそれがいいアイデアだとは思わないよね?」
”huh” にはいろんな意味がありますが、ここでは質問のかたちで用いられ、聞き手に自分の意見に同意してほしいという気持ちが表れています。
文の真ん中
間投詞は文の途中にも置かれます。
I tried vegetable smoothie this morning, and yuck, it wasn’t good at all.
「今朝野菜のスムージーを飲んでみたんだけど、ウエッ、ちっともおいしくなかったよ!」
間投詞だけ独立して
間投詞だけが独立して用いられることもあります。
Oh my gosh! I can’t believe I dropped my cell phone again!
「えー! また携帯落としちゃったなんて信じらんない!
間投詞を使うと、ほんのひと言やふた言で自分の感情を伝えることができます。間投詞をうまく使うことで会話もスムーズになるし生き生きとしてきます。間投詞は人とコミュニケーションをとるうえで、とても便利で役に立つものなのです。
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