2018年9月9日(日)
生まれて初めてぎっくり腰をやってしまい、2か月近く山から遠ざかっていました。だいぶ動けるようになってきたので、リハビリを兼ねて霧ヶ峰、八島ヶ原湿原を散策してきました。
車は八島湿原駐車場にとめました。100台ほどとめられます。お隣に八島ビジターセンターがあります。
八島ヶ原湿原への入口には鹿よけのネットが垂らしてあります。トンネルを抜けたところにある八島ヶ原湿原の園地まではペット同伴もできるようですが、その先はペットちゃんたちは入れないようです。
一生懸命花の蜜を吸っていました。
よく見ると可愛い顔をしています。（クリックしてください）
破れた羽が痛々しく見えました
秋の気配が感じられるなか、虫たちが花という花にとまって一生懸命蜜を吸っていました。羽の破れてしまった蝶々や蜂も多く、最後の力を振り絞って生きている感が伝わってきました。
虫の嫌いな方、ごめんなさい。 
さて、のんびり歩いていると、通りがかりの方が「そこにアケボノソウが咲いてるよ」と教えてくださいました。その美しい花は繁みの奥にひっそりと咲いていました。教えていただけてよかったです。でなければ、気づかずにそのまま通り過ぎていたと思います。
夢中になって写真を撮っていると、近くにいた別の方が、アケボノソウの名前の由来を教えてくださいました。黄色い斑点を明け方の白んでくる空に浮かぶ月、黒く小さい斑点を星に見立ててアケボノソウと呼ぶのだそうです。なんて素敵なんでしょう。
アケボノソウのそばに、葉っぱをえっちらおっちら不器用にのぼっている蜂がいました。（遠い所にいるのをカメラのズームいっぱいに撮ったのでピンボケですが）
なんという蜂か知りませんが、お腹の部分がすごーく細く見えませんか？ 見ていて心細くなるほどでした。
えっちらおっちら・・・頑張れ、頑張れ！ 
よかったね、登れたね。
ワレモコウも咲いていました
キノコがあるとつい「食べられるのかな」と思ってしまいます 
草紅葉が始まっていました
木道が整備された道は平坦で歩きやすく、お花がいっぱい。景色も伸びやかです。ここなら高齢の親も喜んでくれるかなと思いつつ湿原をあとにしました。
晩秋の霧ヶ峰の様子はこちら→2019年10月21日八島湿原・ゼブラ山
