乾徳山 2019年11月16日

山へ行こう

友人と二人で乾徳山へ行ってきました。最近すっかり体力が落ちてしまっているため、友人にその旨を話して大平高原から歩くことにしていました。ところが、大平高原へ向かう細い道の入口に「一般車両通行止め」という看板が。近くの交番で尋ねてみると、「危険かもしれないので通行止めにしてあります」と言われました。そこで、急遽予定を変更して、徳和峠から歩くことにしました。

徳和峠~(道満尾根)~月見石~扇平~乾徳山~迂回下山道~高原ヒュッテ~銀晶水~乾徳山登山口~徳和峠 (累積標高差1475メートル/ 11.1キロ/ コースタイム7時間20分)

登山口の駐車場に到着したのは8時前でしたが、既にほぼ満車でした。急遽、予定より長く歩くことになってしまったため、ちょっとドキドキしながら出発。(8:05)

道満尾根への登山口からは、いきなりの登りです。(8:20)

息を切らして頑張っても全然ついて行けない私を慮って、ゆっくり歩いてくれる友人。それでも足があがらず遅れがちな私。

道満山(9:17)

あたたかい陽射しのなか、リスがピョンピョン跳ね、ゴジュウカラの群れが目の前を枝から枝へと横切っていきました。なんて静かで穏やかな風景でしょう。

少し標高をあげると、木々はもう葉を落としていて、空が広くなりました。

右下に舗装道路を見ながらどんどん登って行くと車道出合。この辺りまではずっと傾斜が急でした。車道出合から先は少し傾斜がゆるくなったような気がしますが・・・それでも疲れた足はちっとも動いてくれません。

さらに頑張って登って行くと、草原に出ます。(10:36)

ここが扇平。行く手に見えるのが目指す乾徳山です。

陽射しは暖かでしたが、風は冷たかったです。ここで見事な富士山を眺めながら休憩しました。

マユミでしょうか。赤い実が青い空に生えて綺麗でした。

さて出発。(10:54)

キツネの絵が何ともかわいい標識。

手洗石の水は干上がっていたため手は洗えず。

だんだん岩が多くなってきます。

先を行く友人に「待って~」と心の中で呼びかけながら・・・

髭剃岩の入口から向こう側を覗いてみました。入ったら体がはまって出てこれなくなると困るので、ここで覗くにとどめました。

鳳岩を登りきるとすぐに頂上です。(11:53)

頂上は狭いし風も強かったので、頂上の向こう側へ少し下ってから休憩をしました。

復路は水のタルから迂回下山道を使います。

水のタルへ下るのに2か所梯子があります。

迂回下山道です。下り始めは傾斜が急でザレた道です。

道がなだらかになり、苔むした林を抜けると高原ヒュッテ前に出ます。(13:14)

綺麗なトイレがあります。周りは明るい林で気持ちがいい。

帰りは錦晶水、銀晶水を経由して下ります。

ほぼ下りきった辺りで、登山道から外れて林道を歩きました。当初はそのつもりではなかったのですが、お陰で長尾の滝を見ることができました。

乾徳山登山口の立派な標識からしばらく車道を歩いて、徳和峠へ戻ってきました。(15:00)

久しぶりの山らしい山、登りがきつかったですが、途中紅葉も楽しめたしお天気も最高で良い一日となりました。うーん、それにしても日頃からもっと体を動かして体力をつけなければ。

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