sit on one’s hands 「何もしない」

映画/ドラマのひとこと

sit on one’s hands とは、助けなどが必要とされているときに「何もしない」ことを表すイディオムです。両手をお尻の下に敷いて、何もせずにじーっと座っている様子が思い浮かびますね。

If you have a passion about something, or if you have something that you believe in, don’t sit on your hands. Speak up for it.

「もしあなたに何か情熱を傾けるものや信じるものが あるのなら、何もしないでいてはだめ。声をあげてそれを主張するのよ。」

このイディオムは上記の意味で使われることがほとんどですが、もう一つ「称賛・拍手(しようと)しない」という意味もあります。

The audience sat on its hands, although the performance was quite good.

「素晴らしいパフォーマンスだったのだが、観衆は拍手しなかった。」

アメリカのドラマ「13の理由」S2E3で、次々と明かされる新しい事実に翻弄されるクレイが、目の前にいる亡くなったはずのハンナにこう言われます。

You’re (still) not the guy to sit on his hands and wait for someone else to save the day.

「あなたは(それでも)何もしないで誰か他の人が人助けをするのを待ってるような人じゃない」

ここにもう一つ save the day というイディオムが含まれています。これは「人を窮地から救う・トラブルを抱えている人を助ける」という意味です。

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