瑞牆山 2019年10月28日(月)

山へ行こう

ふと思い立って久しぶりに瑞牆山へ出かけてきました。紅葉は少し見ごろを過ぎていましたが、瑞牆山荘から富士見平小屋付近までは、まだまだ楽しめました。

うっかり寝坊してしまった上に、途中渋滞に巻き込まれて移動時間が余計にかかってしまったため、瑞牆山荘へ到着した時にはすでに9時半をまわっていました。

平日だったので、それでも駐車場はガラガラ。

瑞牆山荘隣のトイレは工事中で、臨時トイレが設置されていました。トイレットペーパーが補充されている気配はなかったので持参してください😊

さて、山へ来ると気になるのが熊。尤もこんなに「朝遅く」であれば既に人がたくさん入ってますから大丈夫だとは思いますが、それでもこれを見るとちょっとドキッとします。

さて出発。(9:50)

しばらく樹林帯を緩やかに登って行き、林道を横切ります。そこからさらに登って行くと富士見平小屋・・・なのですが、今回はぼーっとしていて途中から左手にのびる「黒森コース」へとうっかり入り込んでしまいました。

分岐から数十メートルのところに里宮さんの祠があり、ここで道を間違えたことに気づきました。道迷いをしそうな場所はないはずだから、と高をくくっていたのがいけませんでした。反省。

でも、今回期せずして里宮さんにお参りできたのは良かったです。

分岐まで戻って少し登ると展望が開けました。

赤く染まった葉っぱがきれい。

富士見平小屋到着です。(10:31) ここで休憩をしました。小屋の前に餌が置いてあるのか、小鳥たちが次々と小屋の窓の前に降り立っては餌をついばんでいました。

富士見平小屋から、沢(天鳥川)まで少し下ります。沢の水がいつもより多く、歩いて渡る石の上まで水が流れていたので、手前で立ち止まって眺めていると、近くで休憩していた方が「大丈夫だよ、案外楽に渡れるよ」と声をかけてくださいました。その声に背中を押されてお陰さまで問題なく渡ることができました。

沢を渡ると、目の前に桃太郎岩。(11:06)

しばらく沢沿いを登って行きます。こんな鎖場もあります。足場や手がかりは多いので鎖がなくても登れますが、岩が滑りやすいときや下りでは重宝します。

高度をあげるにつれ、大きな岩がゴロゴロしてきます。

シャクナゲも多くなってきます。この梯子を登れば頂上はすぐ。

久しぶりの山らしい山で、私はすっかり疲れ切ってしまっていました。頑張れ頑張れと自分を励ましながら頂上を目指します。

頂上、着きました。(12:06)

高所恐怖症の私は、岩の上に立っただけでゾクゾクしました。頂上はたくさんの人で賑わっており、なかなか適当な場所が見つからなかったので、絶壁にほど近い岩の窪みに座って、この景色☝を見ながらランチにしました。実は特等席なのですが、私はずっと胃がゾーンとして落ち着かず、パンを急いで口に入れて早々にその場を離れました。こういうとき、高所恐怖症なのはもったいないなあ。

絶対に落ちない場所を行ったり来たり。景色を堪能してから下山開始です。(12:40)

沢を越えてから富士見平小屋までの登り返しが、疲れた足にはきつかったです。

帰りにも富士見平小屋 (13:43) で休憩をしました。 近くで「富士見平ビール」を飲んでいる人がいて、羨ましかったです。車の運転さえなければ・・!

帰りは葉っぱが西日にきらきら輝いて綺麗でした。

瑞牆山荘到着。(14:19)

今日も無事下山できました。

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