埼玉県飯能市にある天覧山と多峯主山へ行ってきました。山から遠ざかって久しく、すっかり足腰が弱ってしまいました。これではまずい~とまずは地元の山へ。天覧山も多峯主山も標高が低く、道も整備されていて歩きやすく、そして頂上からの眺めも良く、楽しいリハビリハイキングとなりました。
よく整備されているのでスニーカーで問題なく歩けます。ただ、粘土質の道が多かったので、濡れていると滑りやすいかもしれません。
まずは能仁寺から天覧山を目指します。
途中までは舗装道です。
舗装された坂を上っていくと、広場に出ます。ウッドチップの敷かれた整備された広場で、トイレもありました。広場を通り過ぎると道が二手に分かれます。私は十六羅漢像と書いてある方へ進みました。「岩場」とありますが、岩(石?)の段差がある道を通るというだけで、スニーカーであれば問題なく通過できます。ただし段差を避けたい場合はもう一方の道の方がいいかもしれません。
二手に分かれたところからほんの10メートルほどのところに羅漢像がたくさん並んでいます。
なかなかいい感じの道を少し行くと、
視界が開けます。空が広~い!
天覧山の頂上です。ハシブトガラスがずーっとモデルさんをやってくれていました。
今度は多峯主山へ向かいます。
階段をおりていくと、開けた場所に出ます。分岐点には必ず道標があるので安心です。
地図にもありますが「見返り坂」はずーっと階段です。
丸太のベンチが並んでいる広場の少し先を右へ折れると、少し急な坂になります。
「落石注意!!」なんて看板があるのでドキッとしてしまいました。鎖場もあるんですね。でも子供限定。子供たちにとっては、鎖場の経験もきっと楽しいことでしょう。
右側が子供専用の鎖場、左が大人の階段
この坂を登りきると、頂上です。
遠くに新宿の高層ビル群も見えます。富士山も見えるらしいのですが、この日はあいにく見えませんでした。
広い空が気持ちいい。
そこから今度は雨乞池(あまごいのいけ)へ下ります。
トイレもありました
これが雨乞池。むむ、泥水・・・? もっと違った池を想像していました💦 いえいえ、そんなことを言っては罰が当たるかも。この池は山の山頂にありながら決して水が枯れることがなく、古くはこの上手に雨を司る神様がまつってあったのだとか。そして干天が続くとここに集まって神様に雨を乞うていたのだそうです。
さて、雨乞池を通り過ぎてしばらく行くと、丸太のベンチが置いてある広場の少し手前で元来た道に合流します。
延々と続く階段を下りていきます。と思ったら、今度は延々と続く階段を上ります
このカエデが紅葉したらどんなにか・・・
二度目の天覧山。モデルのハシブトガラスは、さすがに待っていてはくれませんでした。そこから元来た道を能仁寺へ。
道標も多く、よく整備された歩きやすい道で、気持ちの良い散策ができました。また、登山口付近にはOH!!!という発酵食品のテーマパークもできていました。ちょっとお洒落な雰囲気。今度立ち寄ってみようかと思います。