2017年8月27日(日)
富士山に登ってきました。今回は樹林帯から出発できる須走ルート。道の駅「すばしり」近くの須走多目的広場に車をとめ、そこから須走5合目までバスを利用します。
須走口(五合目)は標高2000メートル。富士宮口ほど高くないので特に体を慣れさせる必要もないかと、ゆっくり歩き始めました。
登山道わきの花々を眺めながら、ゆっくり樹林帯を登っていきます。
しばらく行くと樹林帯が途切れ、富士山の頂上が見えます。まだ足元には可愛いお花がたくさん。
長田山荘(新六合目)に到着。
瀬戸館(本六合目)に到着。標高2700メートル。
「新六合目」の次が「本六合目」。また六合目かぁ・・・とちょっとがっかりしてしまうのは私だけでしょうか。
太陽館(七合目)です。標高2925メートル。
見晴館(新七合目)。標高は3000メートルを超えています。
さらに登って上から鳥居を見下ろします。
吉田ルートと須走ルートの下山道の分岐点にある山小屋 「江戸屋」または「下江戸屋」(八合目)。本八合目の「胸突き江戸屋」と姉妹店なのだそうです。
胸突江戸屋または上江戸屋(本八合目)
御来光館(八合五尺)
土の色が変わってきました。
山頂はすぐそこ(?)に見えているんですが、なかなか着きません。
久須志神社 (九合目)
標高3600メートル。
あともう少し。
そしてようやく須走口山頂。
やれやれ、やっと着きました。お鉢巡りをしようと思っていたのですが、疲れたのでここで休憩して、そのまま下ることにしました。
ぽかぽか陽気だったので頂上でゆっくり過ごしました。下山道はその大半がブルドーザー道です。歩きやすいですが、砂埃がすごいです。鼻や口をタオルや手ぬぐいなどで覆わないと大変かもしれません。
最初は歩きやすくて楽だなあと喜んだ道も、いつまでも続くと飽き飽きしてくるものですね。
途中から霧が濃くなり見通しが悪くなりました。登山道沿いに引かれたロープを頼りに歩きました。
砂払い五合目まで来るとすっかり気が緩んでしまい、ベンチでゆっくり休みました。
砂払い五合目から須走口まではほんの20分ほど。無事登山口に帰ってきました。気温は16度。肌寒いくらいでした。
須走ルートは富士宮ルートに比べると少し距離が長いですし、5合目の標高が低い分、頂上との標高差も少し大きくなりますが、森林限界を越えるまでは樹林帯、その後は火山礫、下りは砂走りと、変化を楽しめるおすすめのルートです。