天城峠~八丁池 初秋のブナの森 2017年11月3日

山へ行こう

2017年11月3日(金)

ブナの美しい天城の森へ行ってきました。

水生地~天城旧隧道~向井峠=(上り御幸歩道)=八丁池 =(下り御幸歩道)= 水生地

国道414号線沿いに「水生地下駐車場」があり、30台ほど車をとめられます。ここから歩いてもいいのですが、私は水生地下駐車場の向かいの林道をそのまま進み、水生地に車をとめました。7、8台はとめられると思います。

ここから天城旧トンネルへ林道を歩いていきます。トンネルまで20分ほどかかります。

トンネル入口には小さい東屋とトイレがあります。

トンネルのわき、東屋のすぐ裏に天城峠へ向かう登山口があります。ここから向井峠まで15分ほど、急な坂を九十九折に登っていきます。

天城峠からはしばらく平坦でブナの美しい道が続きます。

本当に立派なヒメシャラです

ブナが立ち並ぶ

ところどころ登ったり下ったりを繰り返しますが、広く平坦な道がほとんどなので、のんびりと美しい森を眺めながら歩くことができます。

こんなブナの木がたくさんあります

光のカーテンが綺麗

ヒメシャラの林のなかを少しずつ登っていきます。特に迷いやすいわけではありませんが、落ち葉が多いときなどは道を外れてしまわないよう注意しながら進んでいきます。だんだん傾斜が急になってきます。ぱっと視界が開けた後、馬酔木のトンネルのなかをもうひと踏ん張り坂を登ると、八丁池のトイレ付近に出ます。トイレの向かい辺りに展望台への道があります。展望台まではほんの数分です。

展望台から

展望台からの景色を楽しんだら、八丁池へ向かって少し下っていきます。

八丁池

今まさに餌を食べようとする瞬間

木々が少し色づき始めていました

八丁池を眺めながらゆっくりランチ。それから下り御幸歩道を通って下っていきます。

こんなブナの木がたくさんあります

ヒメシャラの森

途中、森林伐採の途中で放置されたような森を通過します。ここだけは森が殺伐とした雰囲気で、私はここを通るのが好きではありませんが、年々、少しずつ緑が戻ってきているような気もします。

殺伐とした森を抜け、さらにしばらく下ると車道に出ます。この車道を10分ほど歩くと水生地へ戻ってきます。

帰りは、河鹿の湯に立ち寄りました。素朴な温泉で、シャンプーもボディーソープも、そして洗面台やドライヤーもありませんが、いつも地元の皆さんで賑わっています。小さめの浴槽に新鮮なお湯がじゃぶじゃぶ溢れています。

河鹿の湯のすぐお隣は川端康成が「伊豆の踊子」を執筆したという湯本館です。

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