2017年6月13日(火)
桜平~夏沢鉱泉~オーレン小屋~夏沢峠~硫黄岳~夏沢峠~オーレン小屋~夏沢鉱泉~桜平 (コースタイム4時間30分)
昨夏に編笠山から八ヶ岳連山を眺めた時に感動してからというもの、八ヶ岳の八つの山々に登ることが一つの夢になりました。夢と言っても、なにも叶わない夢というわけではない、それでは早速登り始めようと、硫黄岳に行ってきました。
出発は桜平。唐沢鉱泉との分岐を過ぎてからは舗装されていないガタガタ道です。最初に現れたのが桜平駐車場下。一台も車がなかったので、そのまま車を走らせましたが、行けども行けども次の駐車場が出てこず、いったいどこへ迷い込んでしまったんだろうと不安になった頃に「駐車場中」。さらにそのまま進むと「駐車場上」。ここが一番登山口に近いところですが10台ほどしかとめられません。幸い、駐車場の端に1台分のスペースがあったので、そこに車をとめました。
30分ほど行くと夏沢鉱泉に到着します。
さらにオーレン小屋を目指して緩やかな坂を登っていきます。樹林帯が途切れたところで、これから登る硫黄岳が正面に見えました。
そこから見える硫黄岳は何だかドドーンと高くそびえていて、あれを登るのかしらとちょっと怖気づいてしまいました。
50分ほどでオーレン小屋に到着です。すごく綺麗な小屋です。お風呂もあります。いつか是非泊まってみたいです。
さらに20分ほど進むと夏沢峠。ここから見る硫黄岳は、先ほどと違って随分低くなっていました。これなら登れそう。
夏沢峠を過ぎてしばらく登っていくと、突然ぴょんと飛び出すように森林限界を超え、壮大な景色が広がります。
こうしてケルンが積んであるのも、霧が出たときなどには助かりますね。でないと、道を見失ってしまいそうです。振り返ると西天狗、東天狗。
爆裂火口がものすごい迫力でした。
あともうひと息。
そして広い広い硫黄岳の頂上へ到着しました。
頂上からの眺めは圧巻でした。眺めをたっぷり楽しんでから、下山を開始しました。
硫黄岳から赤岩の頭方面へ進み、そこからオーレン小屋に下りました。
オーレン小屋のメニュー、ボルシチに惹かれましたが、次回のお楽しみとして、今回はそのまま下ることにしました。
途中、青い綺麗な小鳥を見かけました。写真に撮ろうとしたのですが、遠かったし小鳥がじっとしていてくれないので、なかなかうまくいきませんでした。私は鳥が大好きなのですが、カメラにおさめるのは本当に難しいです。
今回もまた楽しい山歩きができました。このルートも山のいろんな表情が見られる充実したルートだと思います。また行こう!