初めてのキャンプ 準備したものいろいろ

私はハイキングが好きなので、サンフランシスコ近辺でもよく日帰りのハイキングに出かけていました。州立公園などにハイキングに行くと、あちこちでキャンプサイトの案内が目立ちます。そうするうちにだんだんキャンプに興味を惹かれるようになりました。

道具を買いそろえてからは週末にはよくキャンプに出かけるようになりました。同じキャンプ場にばかり通いつめたので、何度も何度もキャンプをした割に、実際に行ったことがあるのはほんの数か所だけです。それでもなかなか楽しい経験をしましたので、そのいくつかをご紹介したいと思います。

準備したもの

テント(tent)

私たちは2~3人用の小さいテントを買いました。大きさは山岳用の2~3人用テントと同じくらいですが、担いで山へ入るには重すぎるし、かといってオートキャンプ用としては小さくて不便という、中途半端なものを買ってしまいました。テントの中にいると窮屈で仕方なかったので、いつも寝る直前までテントの外で過ごしました。できれば、もう少し高さと広さがあって、テントの中で楽に着替えができるくらいのもののほうが快適に過ごせると思います。

寝袋(sleeping bag)

適当にネットで見繕って買いました。大抵のものが、日本でいう「ロングサイズ」くらいの大きさでしたから、私は女性用を買いました。それでも大きかったです。あまり大きすぎると空間ができて寒いので、なるだけ自分の体格に合ったものを選ぶと良いと思います。

スリーピングマット(sleeping pad)

いろんなタイプがありますが、オートキャンプだと少々かさばっても問題ないので、分厚いものがいいです。キャンプ場は大抵よく整地されていて、地面の凸凹がそれほど気になったことはありませんが、分厚ければ分厚いほど下からじわじわと上がってくる冷気を感じずにすみます。マットの代わりにコット(camping cot)を使うともっと快適だと思います。

ランタン(camping lantern)

夜は真っ暗ですから、これも必需品です。明るいものがいいです。私は「車内でも充電できる」という優れモノを買ったはずでしたが、明るさが不十分でがっかりしました。ランタンの光が弱すぎるとせっかくの夕食が寂しい雰囲気になりますから、買う前に明るさはしっかりチェックしてくださいね。

懐中電灯(flash light )/ ヘッドライト (headlamp)

テントから離れるときに必要です。私はヘッドランプを使っていました。両手があくし落とす心配もありませんから。ただ、懐中電灯に比べると光の向きを調節するのが難しいので(頭を動かすと一緒に動いてしまう)夜中に他のテントを照らしてしまわないように注意が必要ではあります。赤いランプを選べるのであれば、そのほうが他のテントには迷惑になりくにくいです。また、まっすぐ相手を見ると、相手に眩しい思いをさせるので、それも要注意ですね。手元だけ見えればいいときは、首にかけてライトを下に向けておくと手元も見やすくて便利です。

グリル(grill)

大抵のキャンプ場では火を使う場所(fire pit)が用意されていますので、そこで火をおこして、それを調理に使うこともできるのですが、キャンプ場によってはそれがないこともあります。そのうえ、直火が禁止されていることもあるので、私たちはいつも持ち運びできるタイプのグリルを持参していました。私がその可愛いデザインを気に入って買ったのがWeberの小さいグリルです。チャコール(charcoal)を使うタイプです。

チャコール(charcoal)

チャコールはTargetでもどこでも手に入るので、それを大きな袋で買って使っていました。これ、日本ではなかなか手に入らなくて残念です。日本でよく見かける木炭は、この丸いコロコロしたチャコールに比べると火がつきにくく、火加減も難しいです。ほんとに残念。

ファイヤースターター(私が使っていたのはcharcoal chimney starterというもの)

始めてキャンプしたとき、チャコールになかなか火がつかなくてすごく苦労しました。原始的な方法を駆使してサバイバル技術を身に着けるのも良し。ですが、お腹がすいているのに火がつかなくてあたふたするのを避けたいなら、やはりスターターです。

チャコールに火をつけるスタータにはいろんな種類があります。着火剤は嵩張らないという点ではいいですが、火をつけると匂いがするので、BBQなんかをするときに食材にまでその匂いがつきそうな気がして使うのをやめました。バーナーでぶぉ~っと火を噴きかけている人もよく見かけました。その派手なパフォーマンスに「うわぁ、かっこい~!」なんて感心していたのですが、私はそんなかっこいいものは持ってなかったので、その横で地味に使っていたのがchimney starterというものです。これは本当に重宝しました。

バーナー(camping stove)

お湯を沸かしたり鍋を使った調理をするときに使いました。私は山にも持っていけるようなシングルガスバーナーを使っていましたが、オートキャンプなので卓上タイプのガスバーナーでも何でもありですね。登山にも使えるものを、というのであれば、お湯を沸かすだけならジェットボイル(jetboil)が一番速くお湯が沸きます。

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他にも枕だったり座り心地のいい椅子だったり、あれば便利なものはいろいろありますが、私たちが準備したものは以上です。

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