2019年7月1日(月)
ぐずついたお天気の続く今日この頃、午前中は曇りとの予報が出たので、行動時間の短い霧ヶ峰へ出かけてきました。向かう途中で天気予報を確認すると、午前中早い時間帯は小雨に変わっていたので、下道をノロノロ運転して時間調整をし、車山肩の駐車場には10時半ごろ到着しました。
平日、しかもこのお天気とあってか、車山の肩駐車場はガラガラでした。
予報では小雨になっていましたが、降らなかったのかな。道路が濡れている風でもなく、晴れ間ものぞいていました。
車山へ向けて出発。なだらかな坂をのぼっていきます。
多少雲がかかっていましたが、八ケ岳を見渡すことができました。大好きな八ケ岳がこんなに近く見えるなんて嬉しい。
コバイケイソウが綺麗です。
車山のドームが見えてきました。
小鳥の写真や動画を撮ってばかりで(しかもほとんどうまくいかない)ここまで来るのに結構時間がかかっています。
車山到着。こんな標識、あったっけ? かわいい。
うっかりサングラスを忘れてきたので、眩しいです。そんなに強い日差しではないはずなのですが、普段サングラスをかけているせいか、やたら眩しく感じます。
そういえば朝からパンを一つ食べたきりだということに気づいて、ここで八ケ岳を眺めながら、持ってきたパンを食べました。
ここから、車山リフトの駅方面へ下ります。まっすぐ続くのは白樺湖への道。私は途中で車山乗越へ向けて左へ折れます。
ビミョウに下りにくい階段
正面に空と雲を見ながら歩くのってほんとに気持ちがいいです。
車山乗越まで来ました。ここから「南の耳」方面へ行きます。
これはノビタキでしょうか。風が強かったので、鳥の声よりも風切り音のほうが大きくなってしまいました。
おそらくビンズイ。風切り音と手振れがひどくてすみません。舌を使って音を作っているのが分かって面白いです。
眼下に物見石が見えました。
南の耳です。
ちょっと下ってちょっと上ると「北の耳」です。
今回は素通りしてしまいましたが、北の耳から10分ほど歩くと大笹峰。レストハウスの赤い屋根が見えます。
今度は八島湿原へ向かいます。この分岐からも、平らで伸びやかな道が続きます。この辺りにはレンゲツツジが多かったです。霧ヶ峰のレンゲツツジ、一面に、でもまばらに咲いています。
ついコバイケイソウばかり撮ってしまいます。
近くで見るとこんな感じ。
ゼブラ山です。
この広い草原は、歩いてみるとフカフカでした。鹿の落し物がたくさんありましたから、鹿も生息しているということですね。
ここを過ぎてすぐ、蝶々深山からの道と合流します。トイレがあり、その前は広場になっています。
奥霧小屋のかわいい建物
八島湿原に出ました。ここは大勢の人で賑わっていました。中学生くらいの生徒さんたちも長い列を作って歩いていました。学校の社会見学か何かかしら。
そしてどこからか、草笛だか笛だかの音楽が聞こえてきました。はじめは生徒さんの一人が遊んでいるのかなと思っていたのですが、どうやら違うようです。
途中、その笛?を吹いている男性を追い越しました。その方、繰り返し繰り返し同じ曲を吹いています。その曲が私の頭の中でまでぐるぐる回るようになってしまったので(笑)まるで逃げるように先を急ぎました。
ヒュッテみさやまを過ぎたところから、しばらく林道(のように整備された道)を行きます。
沢渡では文字通り沢を渡ります。さらに舗装道路を渡ったところにある階段を上って進みます。
ここから車山の肩へ向けてなだらかに登り返すのですが、この地味な登りのことを私はすっかり忘れていました。そう、登りがあるんでした・・・。そんなに急坂でもないのに、なぜか足にきます。
レンゲツツジやコバイケイソウに励まされつつ、車山の肩駐車場へ無事戻ってきました。
車をとめたすぐ目の前の木の茂みにジョウビタキと思われる幼鳥がいました。(またしても風切り音がうるさいですが)親鳥が帰ってくると、ジッジッと鳴いていました。
この後久しぶりに訪れた片倉館で汗を流し、お蕎麦を食べてから家路につきました。
諏訪市街へ向けて坂を下っていると、カーブを曲がった先に鹿がいました。まだ白い斑点があったので小鹿ですね。山道は飛ばせませんね~。
よろしければこちらもご覧ください→ 晩秋の霧ヶ峰(八島湿原・ゼブラ山)2019年10月21日(月)