2019年5月13日(月)
2019年5月28日の様子はこちら
アマギシャクナゲ、そろそろ咲き始めるかなと期待してシャクナゲコースを歩いてきました。が、シャクナゲにはちょっと早過ぎたみたいです。万三郎岳直下も石楠立(はなだて)付近 も、まだほとんどが固い蕾。ほんのいくつかだけ少し蕾がほころんだ程度でした。涸沢分岐点と四辻の間には、花をつけたシャクナゲがありました。
天城高原ゴルフ場~四辻~万二郎岳~石楠立~万三郎岳~涸沢分岐~四辻~天城高原ゴルフ場 (コースタイム4時間45分)
危険個所はありませんが、コース全体を通して赤土で滑りやすいのと、途中足場のあまり良くない急坂の上り下りがあるので、足もとには注意が必要です。雨の多い時期などはスパッツがあると良いと思います。
出発は天城高原ゴルフ場のハイカー専用無料駐車場。アマギシャクナゲが見頃の週末には満車になることも少なくないそう。綺麗な水洗トイレがあります。トイレの前には靴の洗い場も。タワシまで用意があって、至れり尽くせりです。
ここから四辻までは20分ほどです。
いろんな小鳥の囀りがきこえてきました。たまたま小鳥が枝から枝へと飛び移ったのが見えたのでカメラを向けて最大ズームにして写真を撮ったところ、そこには真っ青な鳥が写っていました。オオルリだ~!!
うーん、木の枝がちょっと邪魔・・・ オオルリがいることは知っていたんですが、勝手に「幻の鳥」だと思い込んでいました。今回初めて姿を見てオオルリがどんな風に囀るかを知ったわけですが、今日歩いている間に何度も何度も同じ囀りを聞いたので、私がこれまで姿を見たことがなかっただけで、実際にはかなりの数のオオルリが生息しているようです。
とにかく見れて嬉しい!!
1時間ほどで万二郎岳に到着です。眺望はありませんが、広場になっているので、皆さん、思い思いに休憩していました。
この頃にはすっかりガスがかかっていました。
万二郎岳からは、石楠立(はなだて)に向けて石がごろごろした急な坂を下ります。
霧のなかで一生懸命囀っている小鳥がいました。これもかなり遠くから撮りました。霧のせいで、小鳥の色が良く分かりません。
この小鳥、私の姿を見て最初は飛び立とうとする体勢をとったんです。でも私がじっとしていると、気をとりなおしたのか(?)飛び立たずに同じ場所でまた囀り始めました。気持ちが通じたみたいで嬉しかったな😊
それにしても、鳥って体全体を使って本当に一生懸命に鳴くんですよね。そんな姿が愛おしいです。
「馬の背」というところがありましたが、馬の背というほど細い道ではありませんでした。といっても、片側はわりと急に切れ落ちていました。(おそらくもう片側も切れ落ちていたのだと思いますが、確認せずに通り過ぎてしまいました。)
アセビは、もうだいぶ花が傷んでいるものが多かったですが、まだいくらか残っていました。
でも「アセビのトンネル」にはもう花は残っていませんでした。満開のときは、本当にトンネルになって素敵だろうと思います。
アセビのトンネルはこんな感じ↑。トンネルはしばらく続きます。
石楠立(はなだて)に到着です。ここから万三郎岳にかけてシャクナゲが多いのですが、まだこの辺りは堅い蕾がほとんどでした。ただ、なかには深紅色にふくらんだ蕾もあって綺麗でした。
シャクナゲはまだでしたが、サクラはまだ残っていました。
オオカメノキがあちこちで満開。本当にきれいでした。
万三郎岳の手前のシャクナゲ
万三郎岳到着です。
ここも万二郎岳と同様、眺望はありませんが、広場になっていて格好の休憩スポットです。
万三郎岳からさらに進むと、すごくいい雰囲気の林がありました。この林の中を歩いて行けるんですよ。素敵でしょう?
それからしばらく木の階段を下ります。
ここを少し下ったあたりでも、オオルリの声がずっと聞こえていました。
下っている途中、霧が晴れて陽が射してきました。青空も。
ところでこの木、何ていう木なんでしょう。ピンク色に見えるのでお花かなと思ったのですが、よく見ると葉っぱのようにも見えます。
涸沢分岐です。
しばらく行くと、白いシャクナゲが満開でした。
さらに進んでいくと、苔むしてしっとりとした場所に出ます。ワチガイソウや白いスミレが咲いていました。
この辺りはほとんど山の斜面をトラバースするように進みます。遠くにピンク色の満開の花をつけたシャクナゲが見えました。
残念なことに、ここでカメラのバッテリーがなくなってしまいました。最後にピンクのシャクナゲの写真が撮れて良かった。
今回はまだシャクナゲには少し早すぎましたが、もう少ししてまた来れたらいいなと思います。
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